要するに

昔のような閉じた世界ならともかく、今のような金融機能が高度に発達した社会においては
金融緩和で生じたインフレ圧力がどこから漏れるか分からない、ということだってあるかもね、ということだ。
だとしたら、かつて中立命題によって財政政策が否定されたように、金融政策自体が否定される時代が
くるかもしれない。
まあ、オバマ政権が(もちろん麻生政権も)やっているのはまぎれも無く財政政策だったりするので、
財政政策自体、常に否定されている訳ではないのだが。