QE縮小するんじゃなかったんでしたっけ(笑)

まずは今更のネタではありますが9月のFOMCのネタでも。


正直、前週末の13日までは私も「QEは縮小される」と思ってました。
それがひっくり返ったのはやはり週末のサマーズ氏のFRB議長辞退の報道です。
そうなると、FRBは次期トップがいない状況です。
そんな中でQE縮小という、次期トップを縛るような政策を打ち出すのは難しい、
と考え、一旦停止した、ということだと思ってます。




じゃ、次回のFOMCはどうなるのか。
正直言えば、次期FRB議長人事の状況次第だと思います。
次期FRB議長が内定し、その方がタカ派的な感じを示すようなら
QE縮小も十分あり得ると思います。
逆に、なかなか決まらなかったり、ハト派で決まったりすれば、
見送りの可能性が出てくると思います。




そうそう、イエレンが次期FRB議長に内定した場合ですが、
彼女はすぐにQE縮小に向かうと思います。
というのも、バーナンキさんを支えた彼女からすれば、
バーナンキ議長時代にQE縮小が実現すれば、彼女が支えた
バーナンキ時代に経済危機は収束に向かった、という一里塚を立てられるからです。




まあ、この辺りは、その前に財政問題にある程度の決着がつかないとどうしようもないんですけどね。。。