ますます似てきはりましたなあ(笑)

・・・って、それでコメントを終わらしていたらうちんちらしくないのであり。
うちんち的には「ベンちゃんはますます敏ちゃんに似てきはりましたなあ」と言う点を指摘しておきたいのであります。




今回のバーナンキの政策は、かつての福井日銀とよく似ていることに気づきます。
量的緩和」を積極的に進め、「時間軸の強化」を行い、「インフレ目標」(に近い)施策を打ち出す。
これらは福井日銀の旗印といってよいと思います。




福井日銀の時代、それはゼロ金利どころか量的緩和が長期化するなか、それでもなお
金融緩和の可能性を見いだそうとしてもがいた5年間でした。
この状況はまさにQE2すら長期化してしまっている今のFRBの状況にかなり近いものがあります。
そんな中、新たな政策を打ち出そうとすれば、みんな考えることは同じみたいで、
量的緩和の拡大・時間軸の強化・インフレ目標(もどき)の3点セットは必然であったと思います。




逆に考えてみれば、それだけバーナンキも追い込まれているということです。
米国の日本化は我々の想像以上に進んでいるのかもしれません。