FOMCの一般的な評価

ということで、本日の御題はFOMCなんですが。
ソースはこっちとかこっちとか。




「ほほう、インフレ目標ときましたか」という第一報ではありました(うんうん)
もっとも2014年終盤までFFレートを「異例の低水準」にとどめる、と言っておきながら、
理事の過半数は2014年までに利上げを始めてしまう、なんて言い出す中央銀行ですけどね(汗)




正直、インフレ目標の設定とか、時間軸の長期化とか、この辺りはFOMC内部での意見対立が
結構深刻で、玉虫色の回答を出しつつ、バーナンキはんが押し切りはったかなあ、とか
思ってみています。




実際のところ、インフレ目標を巡る声明文では、一応普通の議論をやってはいるんです。
でも個人的に「どうかなあ」と思うのが「雇用の目標を具体的に定めることは適切ではない。」って文言ですね。
一応、FRBを擁護しておくと、正しいことを言っているとは思うんです。それは認めます。
でも「デュアルマンデート」を掲げながら「インフレ目標は掲げられるけど失業率は無理だわ」とか
今の政治情勢下で通るんですかねえ。。。
#まあ、なんやかんや言っても、あっちは中銀に対しては優しいので大丈夫だと思いますがね。




それはともかく。
今回のFOMCは、一般的には、新たなる緩和への道筋を付けた、と捉えられるのでしょうね。