2004年10-12月期GDP

内閣府から出ているのでフォローしておく。
#ソースはこの辺り
#ニュースならこの辺とか。




相変わらずデフレーターをいじっている模様だが、消費が低迷していることがはっきりと現れた格好。
実体経済はここまで悪くないとは思うけど、やっぱりマイナスはマイナスだわ。


設備投資に関してもデフレーターの関係もあっていまいち伸びが足りない。
ま、ここら辺は来月発表の2次QEで上方修正されるだろう。


デフレーターといえば政府消費のデフレーターがおかしい。季節調整もうまくいっていないようだ。
これについては公務員のボーナス支給時期が変わった影響が大きいのだろう。


景況感としては消費低迷の影響をもっと重視した方がよい。
鉱工業生産指数とかを見る限り、この春先にも企業活動は持ち直しを見せ、設備投資中心に伸びてくるとは思うけど、個人消費の低迷を抱えたままだと夏場から秋口にも失速懸念が表面化するような気がする。
そういった意味で先行きに要注意な数字だったと思う。




ちなみに3ヶ月前はこんなこといってます。
この冬に関してはそれなりに当たっている気がするけど、その先についてはちょっと楽観的というか、2月現在の市場のコンセンサスに近いことを言っているみたいですね>3ヶ月前の俺
今はあのときよりももう少し景気に対して弱気なのです。