M.I.Q.第3話

えー、これについてまだコメントする必要あるんでしょうか。自分で始めておいてなんですが、今回は正直コメントすることすらつらいです(激汗)


借金をしてくる話。ま、そうやってレバレッジを効かせて事業を行っていくんだよ、っていうのはいい。現に大企業から零細企業まで銀行借り入れを行っていない企業なんてほとんどないだろうし。


でもいきなり株の信用取引ですか(汗)
株のことも分からないようなひとたちに。。。
リスクの説明すらせずにそういう危ないことから説明するのは、冗談抜きにやめてください(泣)
#とりあえず信用取引の内容やそのリスクについてはこの辺をご参照ください。
確かに信用取引は立派な運用手法です。でもそれはプロないしそれに準ずるものがそのリスクを知った上で行うものです。少なくともそのような取引を行う際には金融機関は投資家に対してリスクに関して十分な説明を行う必要があります。
相手方が明らかにプロであれば省略できるとは思いますが、それでも込み入ったスキームだと念のため説明をしておく、受けておくのが普通だと思います。


他にも個別銘柄の一覧を記載するなど、下手すると特定取引の勧誘に当たりかねない表現も出ています。こういうときはちゃんと「投資は自己責任である」ことや「特定の取引勧誘を意図していない」こと、またリストにみたれた「特定の会社と取引上の利害関係にない」ことなどをきっちり記載しておくべきです。
#証券会社のレポートはちゃんとそうなってますよね。


今回のはさすがにひどすぎる。このような漫画を少年誌に掲載する少年マガジン編集部の見識を疑います。