来年起こりそうなこと

もちろん、うちんちらしく120度ほどひねりを加えて考えてみます。


(その1)米国で再び「失われた10年」の話がクローズアップされる
考えてみれば、来年の世界経済はしんどい状況です。
欧州は債務問題で首が回らないし、新興国も息切れ気味。
もちろん日本はいつも通り絶賛低迷中なのでしょう。
そんな状況下、米国経済だけが回復してくるなんて考えにくいわけですよ。


そのような状況で迎える大統領選、当然ながらこの4年間の総括がなされるわけでして。
そうするとやっぱり「リーマンショックから抜け出せなかった米国」という見方が
出てこざるを得ないわけです。
4年経っても抜けられない、というのは、日本人の我々から見たら
「そんなもんよくあること」なのですが、米国人からみると何げにショックなわけでして、
改めて日米を比較するような話が出てくるのではないかと考えます。




(その2)日米のイールドカーブ比較が流行る
気がついてみると、米国の10年金利は2%を割ってしまってます。
でもって短期金利はほぼいっしょ。こうなると当然、米国の中期ゾーンの膨らみが
目立ってくるわけでして。
そんな訳で、この中期の膨らみをどう考えるべきか、また中期以降の日米金利差を
どうストラテジーに組み入れていくか、ネタとしては面白いんじゃないかなあ、と思います。
#例えば今の米国のイールドカーブと過去の日本のイールドカーブを比べてみるとかね。




(その3)1ドル=1ユーロ=100円が成立したりして
ま、さすがにこれは無理か(汗)
実際のところ、為替はどうなるか分かりませんが、欧州があのていたらくで
みなさんボロクソにけなしている割には、ユーロドルはまだ1.3近辺なのですよ。
ドル円も未だに77円台


さすがにユーロも円も高すぎるような気がします。
ドルが安すぎるせいかもしれませんが。
ということで来年はドルの独歩高の展開もあるかもしれません。
そのとき、ユーロドルはパリティまで戻るとして、ユーロ円が100円程度のまま
横ばいで動いてくれれば実現の可能性が出てくるのである。




以上、とりとめもなく適当に考えてみました。
どれもあたらないような気がしますけど、まあ、その辺はひねって見ているので
「当たるも八卦」という感じで、緩く見てくだされば、と存じます。




では、よいお年をお迎えください。