夏バテ気味といいますか(汗

twitterで書いてるから、もういいか、といいますか(ぉひ




個人的にはバーナンキの日和具合が、想定よりも早かったかな、
というぐらいなものでして。。。




世間様的には「QE3へのハードルは高いだろう」という見方をされる方も
多いですが、個人的にはそんなに高くない、と思っています。
一度渡った橋です。
2度渡ろうと3度渡ろうと、そんなにしんどくはないです。


海外からの批判に耐えられるか、という辺りからの見方があるのは事実です。
実際、FRBとしてはそれなりに気にはしていると思いますが、
それにしたって、所詮は海外、国内の「景気悪化が大問題」との見方が
広がれば、やらざるを得ない、と見ています。


むしろ、一番気にしているのは、(コアではなく)総合CPIの動向でしょう。
遅行指標だろうが、エネルギーを含んでいようが、こいつが上昇を
続けていると、「物価上昇を何とかしろ」との世間からの圧力に
耐え切れなくなります。
しかしその時景気が悪くなっていたら、BOEみたいに、動けないまま
スタグフレーションを甘受せざるを得なくなるでしょう。


けど、米国も総合CPIは原油価格に相当程度左右され、
原油価格はドルの動向に相当程度依存してしまいます。
ぶっちゃけ、ドル安になれば(ドル建ての)原油価格は上昇し、
CPIは上がってしまうことでしょう。


しかし、ドル高にして物価上昇を押さえたら、今度は輸出が伸びなく
なってくる。景気減速に向かわざるを得なくなってくる。
で、それを止めるには、緩和せざるを得ない。
実体経済に直接効かないのは分かっていても、為替市場が
動いてくれるなら、その経路を通じてなんとかなるかもしれないからです。
#とはいえ輸出ドライブと原油価格上昇とのトレードオフですが。。。




さてさて、来年の大統領選を前に、政治家バーナンキがとるのは
どちらでしょうかね。。。