予定通りではあるが

ということで、先週の米FOMCは予想の範囲内ということで。
ただまあ、個人的には「お手並み拝見」というところでしょうかね。
というのもこの10年、似たような国債買取策は日本で行われていたし、何より米国自身が
やっていたにもかかわらずのこの体たらくなのですから。




確かにFRB自身は公式には認めていませんが「QE2」と言われるからには、当然「QE1」があったわけでして
それをやってもCPIの低下に歯止めがかからなかった、という事実を忘れちゃいけないんですよね(汗)




ということで、公式には「長期金利低下による刺激策」とか「デフレに対抗する姿勢を見せて将来のインフレ期待を
醸成したい」という風にまとめることはできますが、果たしてどうなることやら。。。




その意味でも「過去の『信用緩和』での国債買取策との違いって何よ」とか
「日本や英国、ECBとはどう違うのか説明する気はあるのかよ」とか
いろいろと突っ込みどころはあるのですが、その辺りはおもいっきりスルーしまくれる辺りが信頼のFRBクオリティ(笑)
#イケメンFRBの面目躍如というところですなあ。




とはいえ、このままドル安が進んでくれるなら、コストプッシュインフレにはなってくれるでしょうから
その意味では結果オーライと思います。