やっぱり納得がいかない

でもって今週のうちんちはどうしても「非実在青少年」の話に向いてしまう。
まあ、都議会の方は6月に先送りされたそうだけど、それって単に間合いをとっただけ。
条例案は撤回も修正もされていないのだ。




でね、どうしても俺の意識はここで書いた「ふとした疑問」に向かってしまうわけなのですよ。
「『非実在青少年』への性行為」はダメだけど、サスペンスものや映画での殺人はどうして許容されるのか。
どちらもエンターテイメントである点は一緒。未成年への性行為も殺人もどちらもタブーであることは一緒。
(厳密にいえば、地域によっては「未成年の定義」とか「殺人の定義」とかいろいろあるとは思うけど、その点は無視してとりあえず一般論としてはどちらもタブーだよね)


一方は発禁に追い込まれないように戦わないといけない。でも、もう一方はテレビでガンガン流れるのだ。




モーゼは「殺してはならない。」「姦淫してはならない。」と言った。一方をOKと言ったわけではない。
倫理的な視点から規制を強化したいのであれば殺人への規制ももっと厳しく取るべきである。