例のバーナンキ証言原稿について

2月10日のバーナンキ証言(実際には大雪で議会は開かれなかったけど)について、ドラめもんさんが書いておられるわけですが(2月15日からのところですね)、残念ながら当方は今、本業でもプライベートでも忙しすぎて、全くもってフォロー出来ておりません(泣)




まあ、普段からFedウォッチされておられるみなさまにとっては、ネタの一つ一つは想定の範囲内かと思います。
個人的にはサプライズなしですが、これだけまとまって話してもらえるとなかなか壮観ではあります。




なお、個人的に興味を引いたのはやはり「何か微妙に説明が「量的緩和政策」になってね?という件について」(ドラめもんさんのコメントでは2月17日の中盤辺りですね)ですね。
これはどう見ても、昨年3月のFOMC声明に代表される「量的緩和否定論」的なロジックとの整合性がおかしくなってます。
それでもなお突っ込む辺り、いかにも最近のバーナンキさんらしい。
もはや彼は学者ではなく、政治家として捉えるべきで、結果的に過去との整合性を無視してでも、現在の議会との調整を優先させる、ということでしょう。




・・・えー、今回は完全に手抜きモードで申し訳ないです。
本当は「預金ファシリティ」とマネタリーベースと金融緩和の関係とか、そんな辺りに突っ込みたいところではあったのですが、先に書いたように
思いっきり手が回っていないので、申し訳ないのですが、また今度ということで。
#多分、理論的には一番苦しくなるのがこの辺りのはずなので、しっかり考えてみたいとは思っているのですが。。。