バーナンキ再任のごたごたについて
いやまあ、民主党が共和党員のバーナンキをかばって再任させる、という構図はなかなか面白かったけど、
この背景にはやっぱり金融機関叩きの構図があるんだろうなあ、というのは容易に想像出来ることであります。
ま、日本でも98年以降、しばらくそんな流れが続いて、長銀や日債銀のなかのひとが法廷に引きずり出されたりしましたが。
いずれにせよ、バーナンキへの議会の風当たりはしばらく続くのだろうか。
この風の動きを見定めることこそが「出口政策」の時期を当てる肝になるような気がする、とばくちうち的には思うわけです。
リーマンショック以降のバーナンキは学者ではなく、政治家として振舞っているように私の眼からは見えます。
なら、今後もその視点から見ていきたい、と思うのですが、果たしてどうなることやら。