ひとことだけ

といじけてみても仕方ないのでひとことだけ。
今回のリフレネタは、マクロ的なものの見方をするひととマーケットからのものの見方をするひとの違いを
特に感じるような気がします。
#でも発端となったひとは以前マーケットに住んでいたのは皮肉っぽい(汗)




ただね、マーケット側の住人として言っておくならば、市場の需給はマクロ理論の通りに動くとは限らないということ。
理論通りに事が運ぶのなら、サブプライム問題はあそこまで大きくならなかったし。
債券市場に限ってみても、FRB国債を買い出したら金利が1%以上上昇したことも、日本国債の入札で札割れが起こったのは
量的緩和時代の2003年9月だった、ということもマクロ経済の教科書では説明しにくいことだと思います。
#一時的な市場の失敗、とスルーするのは可能だけどね。




実際に経済政策を語るのであれば、この辺りの実務的なことにも目を向けないと机上の空論に終わってしまうと思うのです。