これからの金融政策を考える
まあ、この辺りの話題はばくちのネタ元になるので、今のところは断片だけ。
というか、個人的にもまとまっていないので、単なるメモ書きだな(汗)
#ということでまとまりがない文章が続いたら、みなかったことにしてください(笑)
- 先進国間の金融政策は一体化との見方は変えない
あれだけG7で話し合っているんです。各国の政策当局が裏でつながっていない訳がない。
我々は昨年秋からの半年間で何度もそのようなシーンを見てきたはずだ。
- 金融危機は収束したのか
正直よく分からない、というのが本当のところ。
素直に考えれば峠は越えたと思っていいはずだ。
ただ、過去の日本の経験に照らし合わせれば、まだごたごたしてもおかしくない。
山一ショックの後、りそな救済まで何年かかったか考えれば、今回まだ先があっても驚かない。
- デフレは来るのか
金融危機の後には、デフレがくる。これは必然だと思う。
もっとも商品市場の上昇が続けばデフレは回避されるかもしれない。
#そうしたらスタグフレーションになっちゃうけど。
- 金融危機後の金融緩和策
金融危機時に各国がとった政策は中銀のBS拡大。これは山一ショック時のBOJの対応にあたる。
じゃあ、その後何が起こったか。ゼロ金利、量的緩和、時間軸の導入である。
でもゼロ金利は昨年秋に否定された。量的緩和はBSの拡大としてもうやっているといってよい。
なら残りは時間軸だろう。この前イエレンが口先介入したのはこの流れで考えればよいのではないか。
多分やれない。各国の足並みが揃わない。米国はダブルスタンダードだし、欧州は広すぎる。
それ以前に実質ゼロ金利下、金融緩和措置がなかなか効果を現すことが出来ない状況下で
インフレターゲットをやってくる当局者はいない。
- 為替調整の可能性は?
普通に考えればない。
でもインフレにするためには為替調整が一番効くのは明らかなので、そのうち俎上に上る気がする。
#そうでなければ全世界規模で「失われた10年」を繰り返すのではないか。
今回はあんまり自信ないなあ。