今後の金融政策はロジカルに進むのか?

とはいうものの、ドラめもんさんも最近おっしゃられているように、最近の相場について語りたいことはあんまりなかったりします。
ま、あえて「おたくなばくちうち」的につっこむなら「アニメの殿堂なんぞに100億掛けるくらいなら、こっちの運営費用の足しになるように基金でも組んでやれ」と思わなくもないけどね(汗)
#大学施設にお役所が絡むとろくなことがないような気もするが、それはまあおいといて。




ま、個人的には今後数ヶ月から半年の日米欧3極の金融政策は見ものだと思ってます。
そろそろ金融危機も落ち着いて、非常事態モードから通常モードに切り替わってくるとは思うのですが、各国は(表面上は)デフレの危機を考慮せざるを得ない状況におかれる訳です。
一方で各国の財政規模は膨らんだまま。しかも短期金利は事実上ゼロ金利で下げることが出来ない。


じゃあ、「量的緩和」かといったら多分そうはならない。
過去の日銀の経験もありますし、変に財政下支えと捉えられたら大変だし。
#インフレになってくれたらまだいいんだけど、単純に政争の具にされそうなのが、頭の痛そうなところ。




といった環境で、各国がどんな政策をとるのか、それにも増して興味深いのが「それをどう説明するのか」。
正直、どんな政策をとったところで、それをロジカルに説明するのは苦しいことになるだろうと思います。
#福井さんが就任してどんどん当座残高を増やしたときの日銀みたいに。




世界に数千人しかいないと思われる中銀ウォッチングおたくなみなさまには、こたえられない季節が再び訪れようとしているような気がします。