3極中銀を「燃え」で語ってみる(ぉ

つうことで、久々に「萌え」で語る金融政策シリーズ(今そう名付けてみた)でもやってみるかと思ってみたんですが、いざ探してみるとなかなかいいネタがない。
さすがに「萌え」と「金融政策」を結びつけたら世界有数(笑)である私としても、ネタ探しはなかなか困難なのだ。




ということで今回は「萌え」ではなく「燃え」で語ってみたいと思う。
題材は「『弱虫ペダル』で3極中銀を語ってみる」


・・・って、うちんちを訪れているひとのなかで「弱虫ペダル」(渡辺航)を知っている人がどの程度いるのか分からんが。
今一番熱い自転車まんがとだけ言っておきましょう。少年チャンピオンコミックスで現在6巻まで発売中。
#以下「弱虫ペダル」と各国金融政策を知らない人には全く分からない話が続きます(自爆)



  • 「日銀=小野田坂道」説

まずは我らが日銀ですが、やっぱここは主人公・小野田坂道でしょう。
ママチャリに乗ってギアをほとんど使わずに、登り坂を常人離れした高回転のペダリングでぐんぐん登っていく姿は、そのまま日銀の金融政策の姿に直結します。
もともと速いスピードを出すことが出来ないママチャリはバブル崩壊で潜在成長率が落ちてしまった日本経済、ギアはそのまま金利調節と考えれば、金利水準が低いためここ10年以上0-0.5%の間でしかギアチェンジが出来なかった金融政策の姿がだぶってきます。
そうなると残りも簡単、登り坂はそのまま何度もおこる景気後退期、そこを高回転の常人離れした金融調節(オペ)でスムーズに超えていく(でも所詮はママチャリなのでスピードはなかなか上がらない)という日銀の姿は小野田坂道の姿に重ねることが出来るでしょう。クライマーという設定も景気後退=登り坂ばっかりスポットがあたる日本という感じがよく似合います。
#何げにオタクな設定にしてあるのも日本らしくていい感じ(笑)



  • FRB=今泉俊輔」説

さて次はFRBです。FRBはどちらかというと派手なので、派手好きの鳴子かなあ、とも思いましたが、やはりここは今泉だよなあ。実にスムーズなギアチェンジでどんな局面でもクレバーにこなすオールラウンダー、この姿は6%でも0.25%でもあるときはスムーズに、またあるときは大胆にギアを切り替えて経済情勢に対応するFRBに似てるなあ、ということで。
もっとも最新6巻ではギアを封じられてとっても苦戦してるあたりも、現実のFRBっぽくて面白い。



  • 「ECB=巻島」説

正直、ECBって難しいんですよね。個人的には「あまり動かない」っていう感じ。
そう考えると主将・金城というのも考えたんですが、あえてここは巻島で。
独特のヒルクライムは、ほかの中央銀行とはちょっと違う感覚を感じますし、面倒見のいいところなんか、総裁会見で次回理事会の予告をしてくれるECBの親切さを感じさせます。
・・・って、ものすごく苦しいんですけど(しくしくしく)




ま、そもそもの話として、これに最後までついてきてくれる人はどの程度いるのでしょうか(激汗)
#もしついて来れた人がいたら記念コメントでもください(ぺこり)