あっちはおもしろいらしい

つうことで本石町日記さんのところで最近のFEDウォッチやら経済議論やら、要は米国事情ネタがまとまっているので読んでみる。




第一印象は「うんうん、確かにそういや最近そんなネタ読んだなあ」って感じだったり。
#ごめんなさい、忙しくてあんまりフォロー出来てないですぅ(汗)


つうことでちょっとだけフォローというか感想というか。
#先様のコメント欄でもいいんだけど、長くなりそうなので、じぶんちで。




(1)アトランタ連銀ブログ
どうもこのアトランタ連銀のなかのひとは、FRBの政策をリフレ対策と見なしていないようだ。97-98年の日銀同様、金融危機対応としてのB/S拡大、として捉えており、その文脈の中で議論しているように思える。個人的には大賛成。
というか、現在のような実質的なゼロ金利下においてベースマネーとインフレとの関係を語ること自体が無意味であると個人的には考えます。
その辺り、うちではこことかここでネタにしてみたので、暇な方は追いかけてみてください。




(2)米金利急騰とか
えー、おしごとと関わるのでパス(ぉ
それじゃなんなのでひとことだけ。個人的には中央銀行長期金利上昇に対して何らかの対策を打ってきたシーンはほとんど記憶にないです。ただ、今のFRBは節操なしなので「金利上昇とは無関係に」何かやってくる可能性はあるような気はします。というのも実質ゼロ金利が昨年12月、国債購入が今年3月なので、日柄的にそろそろ動くかな、ってだけですが(笑)




(3)クルーグマンさん
いや、だから、そんなことは10年前に言ってください(笑)
正直、現場で回している立場からすれば「そんなの分かってることやんか」ってだけですけどね。
つか、10年前に日本がちゃんとやって結果出してるんだから、見といた方がいいですよ、って書いてやっても良かったのに。




いや、ほんと、日本から米国を見ていると、ますます10年前の我々を見ているようでおもしろい。
もしかして10年後の経済学は日本語が必須になってたりして(それは無理)
#それとか日銀の中からノーベル賞学者が出たりして(これはあるかもなあ)