そういやそういう視点もありました

ドラめもんさんのところ(3/23)でリンクしていただいたので返信がてらなのですが。
#ありがとうございます。




確かにこれまで「信用不安によって市場の機能が不全になっているところ(各種クレジット市場)にFEDが梃入れすることによって市場の機能を回復させる」というスタンスで買ってきていたのも事実でありまして、その視点から考えてみる、というあたりは私は抜けていましたな(反省)
とはいえ考えたところで、単に「うーん、なんでこのタイミングなのか、やっぱり分からん」で終わってしまうのがつらいところ。。。




なお、FRBネタとは関係はないのですが、後段に出てくる輪番増額についての白川総裁記者会見ネタのなかで気を引いたのが

『考えてみますと、この10 年近く日本の国債発行残高は非常に増えてきたわけですが、それでも日本の長期金利は安定してきたわけです。その安定はどこから来ているかと言えば、自分たちが言うのもどうかと思いますが、日本銀行の政策運営に対する信頼が維持されていることも影響していると思っています。』

あのーそれはただ単に日本が経済成長しなかったから長期金利が低位安定していただけじゃないかと思うのですが・・・・・

まあ、ぶっちゃけそういってしまうとおしまいなんですけどね(汗)
もっとも個人的には財投改革の影響も大きかったのかなあ、と思います。
今まで市場外でやっていたものを市場内で行う。これが小さい金額なら別に気にする必要はないのですが、数字が非常に大きかった。結局のところ、日銀の輪番や財務省のバイバックを含めると、市場金利水準に関わらず「買わないといけない」「公的な」セクターが債券需要の過半数を占めましたからね(汗)
#そりゃ金利も下がるってなもんです。




他にもいくちか思いついたことはあったけど、そこら辺はメシの種に引っかかったので以下省略。