インフレ雑感

今日のネタは個人メモなので、他人が読んでもよく分からないと思う。


須田委員の講演録のうち『「生活意識に関するアンケート調査」の分析』という補足説明が面白い。
だって大半の人が「過去1年間の物価上昇率はゼロ%」と言っている一方で、結構な人数が「5%以上上がってた」って答えている事実。確かに切りのいい数字に惹かれているだけだとは思うけど、なかなか興味深いネタではあったな。


そういや出典は忘れたけど「英国でのインフレターゲット政策の認知度は20%程度」てな話もあったなあ。
イングランド銀行の調査を東京短資の加藤さんが紹介されていたんだっけか。
これもまた面白い話だ。


そういや、バーナンキはどうするんだろうね。インフレターゲット論者としては利上げしたいところかもしれないけど、彼は経済環境としてはむしろ失速懸念をみてるようだし。インフレを退治すべきか、経済成長か。。。


あ、そうそう、G7のように人々の消費行動が極めて似通っている国で、為替変動も大きくないのにCPIに大きな差が生じているのはなぜなんだろうね。特に日本と欧米諸国との間において。
だって、実質経済成長率ではどの国も大差ない(むしろ日本の方が良かったりすることもある)し、株式市場も債券市場もグローバルな視点で裁定投資する時代だというのに。
もしかして日本人は他国よりも家電やPCへの消費が多いってか?(笑)
そうなら「アキバ系な国民性がデフレを招く」とか言って格好のネタになるのに(マテ
#実際のところ、前月比ベースでは似たような数字になりつつあるけどね。。。


そうそう小泉さんの次の政権でも「デフレ脱却」と「財政再建」が一大テーマになるのなら、経済閣僚のボーナスは特別に物価連動国債にするって案はどうだろうか。みんな頑張ってくれると思う。


・・・って、そんなことをしたら消費税あげられて終わりか(がっくり)
#現行の物価連動国債の基準となるCPIは消費税込みで計算されているため、消費税率が上がるとCPI=物価連動国債の価値が上がってしまうのだ(本当)




以上、つれづれなる戯れ言でした(ぺこり)