M.I.Q.第2-3話

体調不良で遅れていたM.I.Q.のつっこみをするためにやっとのことでマガジンを読んでみました。


オープニング。黒場登場。
事務所で八木から経営データを渡されて「この店はやめるしかない」と断言する黒場だが、その判断は妥当だなぁ(うんうん)
いや、よく考えてみれば経営データを高校生のバイトから部外者に簡単に渡されてしまう時点でどうしようもない気がする。経営データを顧客情報に置き換えてみるとどんな大変な事態になっているか良く分かるだろう。


あ、そうそう、黒場はデイトレーダーであって経営者ではないから経営データを会社の財務状況はチェックできてもそれ以上のことは出来ないと思うんだが、ま、そこはそれとして(汗)


お店は代官山。
ちなみにコンビニたちは湘南地区にある高校に通っていたはずだから、そこからだと電車で片道1時間程度かかると思うよ。結構大変そうだなぁ。。。


営業利益と経常利益のはなし。
当たり前の話であるんだけど、それを”カネモチの公式”とか言われてすごまれてもなぁ(困)
別にネタだからいいんだけど。
俺としてはそれ以前の問題として店の総合的な収益を営業損益で評価しようとしていたこれまでのコンビニたちに驚きを感じていましたけどね。。。


黒場の問いに対してスローフードを標榜しながら客単価を上げられないといい、かといって高校生に時給1500円を払いながら経費が削れないというヒトミさん。この店の最大の問題点はこのヒトだよなぁ(汗)


でも黒場のいう「撤退」はあってると思うけど「サブリース」が借金返済が出来るかといえば微妙のような。。。
というのも鞘が抜けるほどの高値で借りてくれるひとは現れると思っているんだろうか。
#そもそも飲食店関係の賃借契約は又貸しを認めているのか。


本来は金利の安い公的機関(信用保証協会融資とか国民金融公庫)を利用した借り換えを模索するが正しい姿だと思う。
でも普通は「低金利のところから順番に借りていく」のが普通だから、街金のようなところから借り入れているのであれば、既にその辺りの対策は無理と考えるべきだろう。
そうなると当然「撤退経費」を追加負担してでも完全撤退するべきだと思う。


とはいえ、完全撤退させると連載が終わっちゃうから、なぜか低金利の借り換えとかができたりするんだろうなぁ(汗)
#あと個人経営だったのにいつの間にか「株式会社化」「そして増資」「なぜか上場」とかになってたりして(あまり笑えない)


ラストのコラムはいつもの宣伝だからどうでもいいよね。
#ということでスルー。