それはちょっと違うと思う。

木村さんのところからブロガー新聞一日編集長公募のはなし。
本気で言っているのなら残念なことだ。


単なるblog紹介やボーダルの役目を果たしたいというのならばそれにふさわしい役目を果たしているのは他にいっぱいある。それこそこんなところや各ボーダルサイトの領分であろう。


星の数ほどあるblogからこれというものを選び出す、というのは「何らかの主張を込めている」ということだ。
なのに(一時的とはいえ)その肝心の編集権を放棄して何のためのブロガー新聞なのか。


確かに読者の声に耳を傾ける姿勢は貴重だと思う。でも、大声で自分の信じる主張を叫んでこそ木村剛ではないだろうか。
#「いや編集長は小池さんです」というつっこみはおいておくとして。


そりゃ「いつものコラムと変わらない」との見方もあろう。それでもなお自らの主張は続けていくべきであると思う。
そこにこそ木村剛氏のこれまで拠って立ってきたモノがあるのではないだろうか。


(補足)
もちろん「サイトの方向性をblog紹介サイトのほうに変えていきたい」という意向が強いのであれば、一日編集長という考え方にも一理あるとは思います。
でも個人的には8日の記事で一番問題なのは、小池氏が何を(どんなスタイルを)目指して編集したのか見えてこないことだと思います。
目に付いた記事を紹介していくのであれば解説文と一行のリンクだけでいいから量を増やすべきだし、そうでなければテーマを絞って紹介していくようにしないといけないような気がします。