あえて突っ込んでみる。

いまさらの感はあるのだが木村さんのところでも野村総研のマニア市場ネタコラムに取り上げられた


で、ふと気がついたんだが、ここに挙げられている「アニメ」「アイドル」「コミック」「ゲーム」「組立PC」の各市場って、別にバラ色じゃないってこと。
ゴールデンタイムにアニメやアイドル歌番組が並ぶことは少なくなったし、コミック市場も週刊誌の伸びは止まってしまっているし、ゲームだってしんどいのはここ数年のセガの苦悩を挙げるまでもないし、組立PCなんて低価格PCに押されているじゃないですか。
アキバを見れば一目瞭然。ゲーム販売店の最大手だったアソビットはドンキホーテになってしまったし、ゲーマーズT-Zone.も中央通りから撤退してしまったよ。


確かにこの10年を通じてオタクな市場は一般に十分認知され、野村総研が推定する以上の一大マーケットを築き上げたのは事実。しかしこれらオタクな市場をリードしてきた団塊ジュニアが30歳代に突入し、市場も成熟期を迎えている気がしているのは、この市場に関わるひとならみんな共有している意識ではないのだろうか。