生存確認

ということで、うちんちは既に四半期報告ですらなくなりましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
や、こっちは、書くネタもあんまりなかったので、ひたすらゲームして過ごした夏でした(笑)




特に、なぜか今頃MacApp Storeに出てきたSimCity4にどハマりしまして(懐)
ほんと、あの手のゲームは無駄に時間が潰せるのがいいところでございます。
#おかげでこの夏は一日中、ずっとディスプレイの前でちまちまマウス動かして過ごしてました。。。



日銀は15年前に戻ったんだってば。。。

ということで、今回は一部のひとびとにとっては衝撃的だった、
日本市場でのTDBのマイナス金利とその後の日銀国債買い切りオペの金額変更のお話ですが。。。




とはいえ、基本的なこととか、それ以上の市場の見方なんてのは、
例によって例のごとく、ドラめもんさんとこをしっかり読み込んでいただければOKですので、
そちらにお任せするとして。
こっちで指摘しておくべきこととしては「日銀のオペ金額変更ぐらいで右往左往するなよ」って
言いたくなるような、一部のなんとかストさまなみなさまのありようでして。。。




いやね、もう国内債券市場にとって、また日銀ウォッチする上において大事なのは
決定会合の声明文でもなければ、その後の総裁会見でもないんですよ。
彼らの論理なんか、とっくの昔に破綻してるし、今後は帳尻すら合わせる気だってないでしょう。




大事なのはオペの数字。これで市場になんらかのショックを与えつつ、当局の意思を伝えていく。
もう十何年も前のコントロール術ではありますが、ボードが金融調節に丸投げしている状況下においては
そのような「大政奉還」された世の中になってるんだ、ってことは分かりきったことであり。




だから「さすがにTDBがマイナスになったら不快感を示すだろうなあ」とか考えてみれば
その後の展開はある程度読めるわけであり。
そして、それを読みきったからこそ、月曜日のオペ通告後の相場なのであり。




てなわけで、各証券会社のみなさまにおかれましては、前々から申しておりますように
きちんと先読みできるオペウォッチャーを育て上げたところが、次の相場の主導権を
握ることになると思われるので、ぜひ頑張っていただきたいところです。



ついでですが

消費税増税延期論が一部で高まっているようですが、閣僚辞任ドミノ倒しが本格化するとか、
7-9月期GDPがマイナス成長になるとか、株価が1万円近くまで大きく下げだすとか、
とにかく相当のことが起こらなければ、多分ないと思う。
そりゃ昨年秋同様、官邸は「できればやりたくない」だろうけど、
今の状況で「アベノミクス失敗」とかいうレッテルを貼られて
頭を下げてまで得るべき、政治的なメリットがないからねえ。
#この状況でわざわざ財務省と喧嘩する必要もないからね。




ま、なんだ、スキャンダルで辞任した政治家はたくさんいたけど
経済失政で辞任した政治家を俺は見たことがないからな。。。