新日、身売り。

というか、この記事を見る限り、きっかけは敵対的買収ではなく、何らかの事情でユークスへ資金援助を頼んだというのが真相だろうな。
#「何らかの事情」について想像出来ることはいくつかあるけど、ユークスが上場会社なのでいわゆる「風説の流布」につながらないよう、ここではあえて伏せておきます。


だって普通なら株式の過半数を安定株主である猪木氏が押さえているのに、敵対的買収は成立しないから。
第2位の大株主となって経営に口を出したいと考える買収者が現れても、非公開会社なら株式の譲渡制限もかかっているだろうから、そのままでは無理。
非公開会社への敵対的な買収が成立するためには、「成立させないとやばい」という事情を取締役会に認識させなければならないのだ。


ま、身の丈に合ってないドーム大会を開きまくっていたから、こうなるのも仕方ないとはいえ、寂しい事件である。