日本版ポリティカルコンパス

今週末もお仕事をお持ち帰りという悲しい状況なのだが、それなりに暇も出来たので、ちょくちょくお邪魔させて頂いている「お金について考えたこと」さんところで作られている日本版ポリティカルコンパスをやってみた。


ドラフト2版の結果は

保守・リベラル度 -2.71
(経済的な)右・左度 0.23
あなたの分類はリベラル右派(リバタリアン)です。

なんだそうだ(ふむふむ)なんとなく納得。


でも、日本においてこの手のセグメント分けって難しいと思う。
というのも現在の日本の状況は「あいまい」だからだ。
だからいわゆる「伝統を守る」方向から考えてみても、「革新的な」方向から考えてみても
ある部分は「守りたい」部分があるし別の部分は「変えていきたい」と思うだろう。
#他の国でもある程度は同じかもしれないけど、特に日本においてはそのように感じる自分がいる。


なお、私の専門である金融市場がらみのところについてコメントしておくと
最近のSRI(社会的責任投資)の流れをどう考えていくか、については考慮の余地があるような気がする。
これはどういうことかというと、環境問題や他のステークホルダーといったCSR(企業の社会的責任)に
配慮をした方が株主にとってプラスとなる、という考え方が出てきているからである。
実際、CSR(企業の社会的責任)により配慮をしているとみられる企業に対して投資するSRIファンドが
それなりの成功をしている、という現状もあることだし。
#もちろん「しっかり本業で儲けているからこそCSRに配慮できる」と考えてみると
#「鶏が先か、卵が先か」という議論に向かってしまうのかもしれないんだけど。