政治家と中央銀行は嘘をついても許される(ぉひ

そんなわけで債券市場の方は面白いように2段下げして、なかなか趣深い状況でございます(うんうん)
そんな中、我らがクロちゃんがサクッとのたってくれました。

「経済・物価の先行き見通しの改善で金利が徐々に上昇していくのは当然」(5月20日
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPT9N0CV00V20130520



ほほう。ついこの間はこんな見栄を切ってたのにね。

イールドカーブ全体にわたって引き下げようというのが、まさにこの「量的・質的金融政策」の中間的な目標です」(4月4日)
http://www.boj.or.jp/announcements/press/kaiken_2013/kk1304a.pdf (P11)





ま、そういうことだよ、諸君。
株さえ上がっていれば、為替さえ安くなってくれれば、金利なんてどうでもいいってことなんですよ。
2003年のときもそうだったよね。金利は1%上がったけど、別に福井さんは国債買い増しなんかしてこなかったよね。




「別に中央銀行は先行きの金利水準を保証なんかしない」
考えてみりゃ、そんなこと、短期金融市場じゃ当たり前のことだった。
操作目標ですらない長期金利のコントロールなんて、本気で考えている訳が無い。
ヤツらは「パーセント単位」でものごとを考える人種なのだ。